A Diamond is Forever.
誰もが知るダイヤモンドの言葉。
誰もが手に入れることができるわけではなく、高額なこと、希少であることからも身につけていることで自分の価値自体もあげることができる。歴史上さまざまな宝石が価値を上げていたが、現代ではダイヤモンドが宝石界のトップに君臨している。
アメリカは資本主義社会のトップとして世界で君臨しているが、ニューヨークはアメリカ・全世界の最高水準の世界都市である。現在ダイヤモンド業界トップにいるデビアス本店もニューヨークにあり、ダイヤモンドの威力を知らしめている。
実際ニューヨーク内にいる人たちを見てみると、年齢を問わずほとんどの人がジュエリーを身につけている。
また、宝石はダイヤモンドがほとんどであり、日本とは全く違うグローバル世界での基準がダイヤモンドであることを痛感せざるを得ない。
ヒップホップが誕生した1980年代初頭、アーティストたちにはお金がなく、はじめはほとんどジュエリーを身につけていない。
その後徐々に稼ぎ出したアーティストは成功の証としてジュエリーを身につけられる人が多数でてくるが、ゴールドの重さを競い合うようなもので、ダイヤモンドの装飾品までは手が出ない。そして、1990年代後半に入り、メディアの後押しもあって一気に花開いたヒップホップ。
そこで稼いだ莫大なお金を元に、ギャングスターなどの暴力的な部分をふくめ、自分の力を見せるため、また成功の証としてよりパワーあるジュエリーを求め、ダイヤモンドがたくさんついたジュエリーを競い合って身につけるようになった。
今回は、ニューヨークの中でもストリートに身をおく人たちにクローズアップする。
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マンハッタンの東南にあるブルックリン。
ブルックリンは近代的なビジネス街から古い住宅地区まで様々な街並みが見られ、数多くのアーティストや流行に敏感な人々が住んでいる。
1898年までは独立した市だったためか、強い個性をもち、ストリート文化が発展している。
ブルックリンから生まれた音楽を語る上では、世界的なヒップホップ・アーティスト、Jay-Z、Nas、Big Daddy Kane、故TheNotoriousB.I.G.などなど、大御所ぞろいであり、現在もヒップホップ界に与える影響は大きい。 日本の現在のヒップホップ界に関しては、ファッショナブルになる傾向にあり、全国的に大きな影響を与えているのは、雑誌である。
雑誌には毎月日本のカリスマアーティストやファッションアイコンがジュエリーや独自のファッションを競い合いをしている。
カリスマたちが着用するのは大手セレクトショップの商品。そのセレクトショップがバイイングをしているのはまさに、このブルックリン地区となる。
ここからファッションやカルチャーが産み出され、今の日本のシーンに多大な影響を与え続けているのだ。 |
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今回私たちが訪れたのは、ブルックリンの一角にある有名ストリート。多くの黒人たちが集い、賑わいを見せている。
ここで取り上げる写真は、その1コマ。ブルックリンのジュエリー街にたくさん置かれているジュエリーたちだ。
今では誰もがひとつは持っているだろう、基本のジーザスペンダント、プレイヤーハンドなどのモチーフが並んでいる。
また、ここブルックリンでは、ダイヤモンドに手を出すことができない層に対してシルバー・ジルコニアをダイヤモンドジュエリーに似せて作り販売している。もちろん、ダイヤモンド商品もショーウィンドーの中に並んでおり、お客さんの希望価格に添えるよう、幅広い価格帯の商品が販売されている。シルバージュエリーはあくまでもダイヤモンドジュエリーのセカンドラインとしての位置であるようだ。 |

特に今まさにトレンドとなっているのは、シルバージュエリー
でもおなじみのマイクロパヴェセッティング。
シルバー製品をダイヤモンド製品により近づけたこのセッティングの輝きには誰もが驚かされる。
そして、ダイヤモンド製品にもトレンド変革期が訪れている。
これまでは、プリンセスカットダイヤモンドを爪を使わずに
セットし、一続きの輝きを見せるミステリーセッティングが主流となり、ブリンブリン旋風をよりあおる形となっていた。
ミステリーセッティングジュエリーはとても高額で、まるで一つのダイヤモンドのようにも見える輝きが見る者を虜にしており、今もハイソサイエティな人々に愛され続けている。しかし、より大きく目立つものが好きなHipHopセンスの中では、
コストパフォーマンスに優れ、なおかつどんなダイヤモンドでもふんだんに使用してさらに輝きを無限にすることができる点が優れており、注目を集め、新しもの好きなアーティストたちの
目にとまった。最新PVなどに見るアーティストたちの
ジュエリーがマイクロパヴェセッティングへ移行しているのは
そのためだ。
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マイクロパヴェセッティングの場合、たとえメレダイヤモンドだと
しても、ふんだんに使用することで輝きを増す、それはどんな
大きさのジュエリーに対しても同じだ。
結果的に、メレダイヤモンドを使用しないミステリーセッティング
よりも格段に価格を落とすことができ、しかもダイヤモンドの
魅力的な輝きを落とさずに楽しむことができるのはとても革新的なもの。
マイクロパヴェセッティングがトレンドセッターへと移行しはじめたことで、これまで高額なダイヤモンドに手を出せなかった層も
ダイヤモンドジュエリーを身に着けることが可能となった。
今はニューヨークを皮切りにアーティストたちへと広がっていっているため、このストリートではまだ極限られたおしゃれに敏感な人しか身に着けていないレアなジュエリーパターンとなっているが、着実にトレンドの波はやって来ている。 |
ピアスについて言えば、トレンドは2パターンに限局されている。
まずマストアイテムとしてはスタッズピアス。アーティストたちが着けるのは、2カラット以上はあろうかというピアスを耳からこぼれおちそうな状態でつけているのが定番。
また、ここ数年誕生したのが、スクエア型のピアス。
とくにマイクロパヴェセッティングでつくられているスクエアピアスはトニーイエイヨなどのビッグアーティストなどが愛用しているのが有名だろう。それもただのスクエアではなく、角は
とがって変形しており、スクエア中央部分は凹面になった立体感があるタイプだ。
日本のジュエリーショップではまず取り扱っていないこのモデルは、
ニューヨークではメインストリームとなっている。
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左: 首に太めのチェーン、ブレスレットと時計を
重ね付けしている男性。ジュエリーがあると大きな肉体がさらに貫禄付される。
下: ジュエリー店で商品をみる男性。
左の写真もそうだが、ピアスは必需品のようだ。
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また、JPM、JOE RODEOの商品もマストアイテムとして多くの販売店で販売されており、
ストリートの憧れの存在として君臨している。
ニューヨークの街中では、ダイヤモンド時計を自慢する黒人の姿も見かけられた。
特にJOE RODEOに関しては、ブルックリンのストリートから、マンハッタンの中心まで通用する確固たる地位を築きあげており、Jacob&Co.に続くダイヤモンド時計メーカーとなっている。
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| ▲ 店頭に並んでいるJoe Rodeo,JPMなどの宝飾時計。 |
日本でもシャネルやオメガ、そしてついにロレックスをもがダイヤモンドをちりばめた時計を発表したため、
ようやくダイヤモンド時計自体が流通をし始めたが、発端はJacob&Co.や当店のJOERODEO、JPMといった
ダイヤモンドメーカーによる貢献があったからだ。
JOE RODEOは富裕層が固辞する洗練されたパワーと、ストリート覇者のパワーとどちらも兼ね備えているものと言える。
それに対しJPMは、人とは違うものを好むアーティスト向け。
カラーダイヤモンドの魔術師であり、常にエッジを求める人々に対して、常に新しいモデルを追及している。